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2015年7月

2015年7月19日 (日)

真実なき安保法制議論

日本は海洋国家として、史実とされている卑弥呼の時代から1000年以上の間、だいたいは中国の朝貢国としてやってきた。

明治維新で西洋諸国の仲間入りをすると息巻いた日本は、ロシアや中国と戦争して、まあまあの結果を出した。それを脅威に感じたアメリカほか列強諸国と戦争になったのが、第二次世界大戦。そして、1945年の第二次世界大戦での敗戦が転換点となり、のちに日本はアメリカの核の傘の下で外交戦略を作り上げていった。
ところが、アメリカは国力が落ちてきた。自分だけでアジア太平洋の警察よろしく軍隊を活動させる経済的な負担がいやになってきた。
「日本は、自国民は自分で守りましょう」
とアメリカの理屈は方針転換してきた。
アメリカの国力では、日本を中国から守りきれない? 
では自国の軍隊活動範囲を広げれば、中国に対抗できるのか?
朝貢国であったとはいえ、ミサイルも爆弾もない時代から、
日本は日本の自治を1000年以上守ってきたではないか?
戦争の回避にもっとも重要となる日本の外交状況はどうなっているのか?
日本の対中国政策はどうなっているのか?
すぐに日本国が攻められるような外交を日本政府がしているか?
そんなにヤワな外交官を我々の社会は育ててきたのか?
そんなに頼りにならない人間に、日本人は、日本社会は外交政策を任せてきたのか?
世界の中で、日本は日本国として、日本らしく存続するために、
敗戦の悲哀を引きずるアメリカとの付き合い方をどうするべきか?
もはや世界経済の中心は、欧米から中露ほかの国々に移ってきている。
アメリカとも、中国とも、ロシアとも、あらゆる国々を重視する
多極主義的な外交戦略を考えられないか?
世界における日本の付き合い方は、アメリカ一辺倒で、
ほかの国々とはそこそこという認識がある。
そのやり方で、これから10年、20年、50年と日本国が日本らしく存続するのか?
「世界の中で、日本がどの国と、どのように付き合うべきか。」
これが、今回、日本で問題になっている安保法制の本質である。
日本の世界戦略を問い直さねばならないのに、
おそらくアメリカの言うなりに軍隊の行動だけを変えようとした小手先理論が、
安保法制問題という形で露出している。
阿部首相は、
「アメリカからの要請で、日本の軍隊の活動範囲を広げなければならない」
とは言わない。言わないが、国民はそうではないかと気づいている。
アメリカのために、犬死にするかもしれない日本人が出るかもしれないと勘付いている。
だから、安保法制に反対するのだ。
日本は、日本の軍隊で自国を守るべきか?
日本は、アメリカとの軍事同盟を中心にすえて、日本を守るべきか?
日本は、中国を仮想敵国ときめて 、外交すべきか?
こうした根本問題を議論しないで、憲法違反の安保法制を作ろうとするから、
国民は「説明不足」「すぐに中国の脅威が来るのか」といぶかしむのだ。
ここ数日の国会や安保法制反対派のデモを動画で見て感じたのは、
「日本が自国の軍隊を動かしたときの日本人へのリスク」
と、
「このままアメリカにしがみつて、アメリカ軍に沖縄を中心に駐留してもらう軍事戦略で乗り切るときの日本のリスク」
と、
「ほかの戦略で外交したときの日本のリスク」
を徹底的にまな板の上に乗せて、解読すべきだということだ。
私が思うことは、
このまま日本がアメリカとの同盟関係を続けるのならば、
取り急ぎ中国にボカボカやられることはないかもしれないが、
日本人は世界で脅威にさらされる場所が増える。
そして経済的には、日本はG20諸国より貧しくなっていくだろうということだ。

2015年7月14日 (火)

横浜ベイホテル東急にて

横浜商工会議所交流会が桜木町の横浜ベイホテル東急で開催され、当社社長らが参加しました。会員に旅行券プレゼントの抽選は外れました。







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